実業家の畠山一清が集めた国宝など数々の美術品を紹介する展覧会が大分県立美術館で始まりました。

荏原製作所を創業した畠山一清は1881年(明治14年)に生まれ、能楽と茶の湯をたしなみ、長年にわたり美術品の収集に努めた実業家です。

県立美術館で始まった展覧会では畠山が収集した茶道具や屏風など、国宝2点を含む約70点が展示されています。

国宝に指定されている平安時代の能書家・藤原佐理の書状は、筆力の強さや抑揚の自在さがあふれる名品と言われています。

この展覧会は3月26日まで県立美術館で開催されています。