能登半島地震の被災地から日赤の災害医療コーディネートチームが帰県、任務を終えた医師は「避難所からの通院支援が必要」と訴えました。
8日午後2時過ぎに日本赤十字社県支部に戻ってきた災害医療コーディネートチームは、医師1人とスタッフ2人が石川県能登町で避難所の医療ニーズを把握し、救護班の巡回を差配する管理業務に従事しました。
チームを率いた大分赤十字病院の吉住文孝救急部長は「医療提供体制は整いつつある」と評価した一方、避難所からの通院が滞っている窮状を訴えました。
(災害コーディネートチーム・吉住文孝医師)「病院は開いているけども、患者がなかなか来ないという話があるので、避難所で体調を崩された方がしっかり病院を受診できるか役場と調整しながら方法を考えていく必要がある」