大分県別府市が小中学生を対象にした家族旅行で学校を休んでも欠席扱いしない制度「たびスタ」について、これまでに154人が申請したことがわかりました。
「たびスタ」は週末に忙しい飲食・サービス業で働く保護者が多いことを背景に、別府市が9月から導入した制度です。事前に保護者が申請すれば家族旅行で学校を休んでも欠席扱いせず、年間3日まで休暇を取得できます。
別府市教育委員会によりますと10月10日時点で、小学生123人、中学生31人の合わせて154人から申請がありました。このうち、9月中に児童生徒合わせて74人が、すでに休暇を取得しています。
別府市教委は「想定していたより若干多い。今後も必要であれば活用してほしい」としています。