田植えのシーズン迎え、大分県豊後高田市の田染荘では中世から変わらない美しい田園風景が訪れる人を魅了しています。
豊後高田市の田染荘。2011年にはユネスコ未来遺産に登録され、2013年に認定された世界農業遺産「国東半島・宇佐地域」の象徴的な場所として多くの人が訪れます。
1000年以上の歴史を持つこの地は平安時代には宇佐八幡宮の根本荘園として栄え、当時と変わらない田園風景が今なお残されています。
(県外から訪れた人)
「大分の中でもすごく絶景だと思うのできょうも楽しみにやってきました。やっぱりいいところですね。ずっとこういう風景が残ってほしいなって思いました」
中世から守り受け継がれてきた田染荘の景観。植えられた苗の成長を待ち、10月には実りに感謝する収穫祭が行われます。