梅雨前線の影響などで大分県内は雷を伴う激しい雨に注意が必要で、中津市や豊後大野市では1時間降水量が5月の観測史上最大を記録しました。

大分県内は30日、梅雨前線や台風に伴う湿った空気の影響で雨や曇りとなっていて、県北部・西部・中部で雷を伴う激しい雨が予想されています。1時間で観測された降水量は豊後大野市犬飼で34.5ミリ、中津市で29ミリとなっていて、いずれも5月の観測史上最大を記録しました。また、国東市国見や臼杵市でも1時間に20ミリを超える強い雨が降っています。

県西部と南部では、河川の増水、南部は低い土地の浸水に注意が必要です。一方、大型で強い台風2号は午前9時には沖縄県の南にあり、ゆっくりとした速さで北西に進んでいます。