4連勝で首位を争うヴェルスパ大分。好調のカギは若きストライカーと陰で支えるスタッフです。

J1から数えて4番目のカテゴリ・JFLで2位と奮闘するヴェルスパ大分。4連勝で首位・レイラック滋賀と得点さ1で競り合い、好調を見せています。

(山橋貴史監督)「ボールを積極的に奪いに行く、そしてゴールを目指す。サッカーの醍醐味はゴールを取るか取られるかの部分だと思うので、それをピッチ上で出せるように選手たちが躍動する。積極的にボールを奪いゴールを目指すので、見ている人に楽しんでもらえると思います」

(ゲームキャプテン・DF4・西村大吾選手)「どこにも負けないという自信があってそれは慢心ではない。あとは誰が出ても勝てるなという手応えが、すごく優勝したシーズンに似ている雰囲気があるなと思います」

悲願のJリーグ昇格へ、2020年のJFL優勝を知るメンバー2人を戻し、さらにJ2などから9人を補強しました。中でもJ2・秋田から期限付き移籍でやってきたストライカー、半田航也選手は、開幕から6試合で4点を挙げる活躍です。

「今年の目標はJFL得点王 優勝して自分の価値を証明したい」

(J2秋田から期限付き移籍・FW13・半田航也選手)「今年の目標はJFL得点王と自分の中で掲げていて、まだ6節なのでそれほど気にせず終わったときになれればと。ただ調子は良いです。練習から常に100パーセントで取り組んでいるのと、チームメイトとコミュニケーションをとって自分がどこでボールが欲しいのかというのを周りと共有できているので得点につながっていると思います」

秋田ユース1期生として期待されるフォワードは去年J2で2試合に出場し大器の片りんを見せると、今年は飛躍するためにヴェルスパでの武者修行を決意しました。

(FW13・半田航也選手)「プロ2年間生まれ育った秋田でプレーして上手く行かず悔しい思いをしたんですけど、そこで自分に何が必要かと考えたときに、他の地で経験を積んで自分のためにサッカーをしたいと思った。このチームでJFL優勝を決めて自分の価値を証明したいです。そのために本当に日々の練習から100パーセントで取り組んでチームに貢献するというのが自分のひとつの覚悟だと思っています」