日本銀行大分支店は県内の景気動向を1日発表し、全体の景況感を据え置いたものの、熊本地震の影響は限定的だったとして観光業についての判断を引き上げました。

日銀大分支店によりますと、県内の景気については物価上昇が消費者心理に影響を与え続けているなどとして、「回復のペースが鈍化している」と全体の判断を据え置きました。

一方、観光業については「堅調に推移している」として、3か月ぶりに判断を引き上げました。背景には、7月に発生した熊本地震の影響が懸念されたものの、8月にかけての県内の宿泊者数が2か月連続で単月での過去最高を更新したことなどを挙げています。

日本銀行大分支店 開発壮平支店長「9月はシルバーウイーク中心に稼働率が高まっているとの声が聞かれています。それに加えて、九州ふっこう応援割に期待する声も聞こえていますので、今後はこうした点についてしっかり丁寧に見ていきたい」

このほか、9月18日に日銀が政策金利の追加利上げを決定したことについて、開発支店長は「金利は上昇傾向にあると受け止めている」と述べました。