大分県佐伯市で男女4人が刃物で刺された事件で、警察は24日、殺人未遂の疑いで理学療法士の男(44)を再逮捕しました。男は取り調べに対し「刺した記憶はある」などと、曖昧な供述をしているということです。

再逮捕されたのは、佐伯市に住む理学療法士・野下博司容疑者(44)です。

野下容疑者は7月13日午前9時45分ごろ、佐伯市内のレンタル店駐車場で、市内に住む無職の男性(84)の胸を包丁で刺し、全治3か月の重傷を負わせた疑いが持たれています。

現場(撮影:7月13日)

この事件は7月13日、レンタル店駐車場で3人、付近の路上で1人の男女あわせて4人が相次いで包丁で襲われたものです。

野下容疑者は事件直後、市内の病院で包丁1本を所持していたとして、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。

その後の警察への取材で、野下容疑者は自宅から包丁を持ち出し、現場を経由して病院まで徒歩で移動したとみられることが分かりました。

押収された包丁には血痕とみられる付着物があり、警察が裏付けを進めています。

被害者の4人と野下容疑者に面識はなく、警察は負傷した残り3人についても野下容疑者の犯行の可能性が高いとみて、殺人未遂容疑も視野に捜査を進める方針です。