JR大分駅の商業施設で30日、火災を想定した防災訓練が実施され、従業員が初期消火や利用客の避難誘導の手順を確認しました。
この訓練は、JRおおいたシティとJR大分駅が従業員の防災意識を高めようと、毎年この時期に行っています。
訓練にはアミュプラザおおいたの店舗スタッフなど250人が参加。4階の飲食店で火災が発生した想定で実施されました。
参加者は出火元で初期消火にあたり、利用客を非常階段を使って屋外へ避難させる誘導も行いました。また、けが人を車いすに乗せて避難させる手順も確認しました。

(JR大分シティ・松本淳也社長)「いざというときに戸惑ったり、パニックになったり、機敏な動作ができないということも訓練をしていないとありますので、安全な行動がとれるように身につけてほしい」
このあと、消防が6階に取り残された人をはしご車で救助する訓練も行われました。



















