大分県内の高校生が実際の法廷を使った模擬裁判を体験し、司法制度の仕組みや裁判の流れについて学びました。
この取り組みは、高校生に司法制度や裁判手続きについて理解を深めてもらおうと県弁護士会が去年から開催しています。

21日は高校生18人が検察官・弁護人裁判官の役に分かれて法廷に立ち、覚せい剤取締法違反事件の審理に挑戦しました。参加者は台本を読み上げながら証拠や供述をもとに有罪か無罪かを考えました。
(参加した高校生)「黒い法服が暑くてびっくりした」「本当にその人が悪いのかを検察の立場でも考えないといけない」「面白かったのでちょっと興味が出てきた」
この後、参加者は評議で意見を交わし、判決を下しました。模擬裁判は、生徒たちにとって司法の重みや役割を学ぶ貴重な機会となったようです。



















