大分県日田市で特産の梨が本格的な出荷シーズンを迎え、28日、旬入りが宣言されました。

日田市は年間でおよそ2500トンの梨を出荷する県内最大の産地です。日田梨選果場で行われた28日の式には、生産者らおよそ60人が集まり旬入りが宣言されました。

28日から出荷が始まった幸水は日田梨の中でも旬入りが最も早い品種です。日田梨部会によりますと今年は梅雨明けが早く雨が少なかった影響で、小ぶりなものの、例年以上の甘さに仕上がっているということです。

(JAおおいた日田梨部会・堀真剛部会長)「生産者の努力もあって、美味しい梨ができあがっています。全国に発送していますので、いろんな土地の方に日田の梨を楽しんでもらえたらと思っています」

幸水を含む日田梨の9つの品種は、これから12月にかけて県内を中心に九州や関東、関西方面にも出荷されます。