大分県内三大祇園の1つ「中津祇園」が25日から始まりました。
およそ600年の歴史がある中津祇園。「チキリンコンコン」のお囃子とともに巡行することから、別名「鉦祇園(かねぎおん)」とも呼ばれています。

祭り初日は合わせて13台の祇園車が町内を回ったあと、神社に集まる引き出しが行われ、辻々では着物姿の踊り子による優雅な奉納踊りが披露されました。
(見物客)「この鉦の音を聞くと高揚して元気が出ます」「子どもさんの踊りがすごくかわいいです」
25日夜は市内で花火大会が行われるほか、26日の夜は歩行者天国になった福沢通りで祇園車と神輿の共演が行われます。祭りは日曜日にスピード感あふれる勇壮な練りこみでフィナーレを迎えます。