大分県内で9日、新たに540人の新型コロナ感染が確認されました。一日の感染者数が500人を超えるのは9月23日以来1か月半ぶりです。

感染が確認された540人を年代別にみると、0歳が10人、1~4歳が17人、5~9歳が48人、10代が83人、20代が68人、30代が82人、40代が81人、50代が59人、60~64歳が22人、65~69歳が20人、70代が24人、80代が19人、90歳以上が7人で、若い世代を中心に感染が広がっています。

保健所への届け出対象となったのは89人でうち90歳以上の2人が肺炎症状の中等症です。

新たなクラスターは2件、大分市内の医療機関と事業所でそれぞれ9人と11人の陽性が判明しています。

新規感染者数は12日連続で前の週の同じ曜日を上回り、およそ1か月半ぶりに500人を超えました。陽性者の増加傾向を受けて県は「身近に感染者がいてもおかしくない状況」として、改めて基本的な対策の徹底を呼びかけています。