春の全国火災予防運動にあわせて、大分県別府市の大型パチンコ店で防災訓練が行われ、来店者を避難させる動きを確認しました。

別府市のパチンコ店で行われた防災訓練には、県遊技業協同組合の関係者や別府市消防本部からおよそ100人が参加しました。

1階の喫煙室から出火した想定で従業員による初期消火や客を避難誘導する手順を確認しました。

このあと、県内80店舗から集まった関係者が見学する中、AEDを使った救命処置も行われ万一の場合への備えを確認しました。

(県遊技業協同組合・岩田憲行理事長)「普段なかなか消火器やAEDなど実際に触る機会はないんですけど、こういった訓練を通じて実際に現場で起きたときに対処できるようになれば良いなと改めて思いました」

この訓練は2001年に大分市のパチンコ店で店員1人が死亡した火災を受けて始まり、今年で18回目です。