大分県杵築市で散策しながらスイーツも楽しめる「ひいなめぐり」が開催されています。

22日から始まった「城下町杵築散策とひいなめぐり」。歴史情緒ただよう街並みの31か所にひな人形が展示されています。

このうち武家屋敷「大原邸」では、江戸末期に作られたものを中心に絢爛豪華なおひなさまを鑑賞できます。

(見学した人)「繊細にできていて、すごく良かったと思いました」「歴史もあるし、町自体が癒されるというか良かったです」

一方、杵築藩主の菩提寺「養徳寺」では、うさぎの雛人形など個性豊かな作品が展示・販売されています。

(養徳寺・池永路子さん)「コーナーごとにドラマを作っているつもりなので、時間の許すかぎり見てほしいと思います」

今回初めて市内の飲食店など13店舗が参加して、ひな祭りにちなんだいちごスイーツを提供しています。カフェ「花実」では、いちごと生クリームたっぷりのパフェを堪能できます。

(中島三奈記者)「クリーミーなバスクチーズケーキにいちごの爽やかな果汁が口いっぱいに広がってとってもおいしいです」

(花実・野間真由美さん)「杵築の農家さんからいちごを取り寄せまして、器の中にぎゅっと詰め込んでいます。幸せな気持ちになっていただければ幸せだなっていうふうに思います」

杵築市に春の訪れを告げる「城下町杵築散策とひいなめぐり」は3月16日まで開催されています。