大分県内では大雪のおそれはなくなりましたが、雪の積もっているところもあり路面の凍結による交通障害などに注意が必要です。

8日朝、日田市の小鹿田焼の里では、積雪が厚みを増し、銀世界が広がりました。

強い寒気の流れ込みで8日の最低気温は由布市湯布院町でマイナス6.3度、玖珠町でマイナス5.8度など、大分県内すべての観測地点で氷点下の冷え込みとなりました。

午前中までは北部や西部を中心に断続的に雪が降り、国東市武蔵町や日田市では3センチの積雪が確認されました。

高速道路は大分自動車道の日田インターから福岡方面や、東九州自動車道の中津インターから福岡方面の区間が、全面通行止めとなるなど、交通機関にも影響が出ました。交通規制は午後に順次解除されています。

大分と福岡を結ぶ高速バスは始発から午後3時台の便まで運休となっていましたが、条件付きで運行を再開しています。

県内では寒波のピークは過ぎ大雪のおそれはなくなりましたが、9日にかけて気温が平年よりかなり低くなるところもあり、厳しい寒さが続く見込みです。

大分地方気象台では、残っている雪や路面の凍結による交通障害、水道管の凍結などに注意を呼びかけています。