別府大分毎日マラソンが2日行われ、今大会で引退を表明している青学大の若林宏樹(4年)が2時間6分7秒で日本人トップの2位でフィニッシュ。初マラソンで日本最高記録と日本学生記録を更新する快挙を成し遂げました。
今年の第73回別大毎日マラソンは史上最多の4400人余りがエントリーし、正午に大分市の高崎山・うみたまご前をスタートしました。雨も上がり風も穏やかな絶好のコンディションとなり、序盤から30人を超えるトップ集団がハイペースでレースを展開します。
中盤から先頭集団が徐々に絞られていく中、ペースメーカーが離れた30キロからレースはさらに激しくなり、35キロ過ぎにはケニアのキプチュンバと青山学院大学の若林宏樹が抜け出します。
キプチュンバは残り1キロ余りでスパート、若林を振り切り2時間6分1秒の大会新記録で優勝。若林は2時間6分7秒の学生新記録でフィニッシュ、大分市出身の大塚祥平が3位に入りました。
若林は4月から一般企業に就職するため今大会での引退を表明していて、競技生活ラストランを有終の美で飾りました。