このフェアは大分市、別府市、豊後大野市、竹田市、由布市、日出町が地元の食や観光をPRするため毎年、東京で開催しています。今回は世田谷区にある商業施設「二子玉川ライズ」で実施され、市と町、それに各地域の企業がブース出展し、来場者に地元の特産品を販売したり、観光名所を紹介したりしました。
このうち、大分市は市の認証ブランド「Oita Birth」の商品を販売。地元産の大葉やゴボウ、ニラなどを使った加工品の魅力を来場者に伝えていきました。ソウルフード「とり天」と「にら豚」も無料で振る舞われ、にぎわいを見せました。

別府市は市の公式SNSをフォローすると宿泊券などがあたる福引抽選会を開催。首都圏の人たちとの接点を広げることで、観光誘致につなげる取り組みを進めていました。

また、大分市在住の画家・北村直登さんによるライブペインティングが披露されたほか、由布市湯布院町の金鱗湖など、各地の名所を体感できるVRも来場者を楽しませていました。
主催した大分市の担当者は「首都圏でのPRにより、新型コロナの影響で落ち込んだ観光需要の回復と特産品の販路開拓を推進したい」と話しています。