戦後79年、終戦の日の15日、大分市の県護国神社では戦没者を追悼するみたままつりが行われ、平和への誓いを新たにしました。

県出身の戦没者4万4458人を祀っている大分市の県護国神社では毎年8月15日にみたままつり平和祭を行っています。今年はおよそ200人の遺族や一般の人たちが参列し、戦争で亡くなった人たちに黙とうをささげ、改めて平和の尊さを感じていました。

(遺族)「私が10か月のときに、父は「坊よ」といって頭をなでて、戦争にいったそうです。平和がやっぱり一番ですね」「89歳になるが、亡くなった兄に毎年お参りしています。これからもなんとか日本は平和でありますよう、お願いしたいと思う」「父と母と弟2人を亡くした。あまりその話はしません。していると涙が出るから世界中で仲良くなってくれればいい」

戦後79年、遺族の高齢化が進む中で、県護国神社では戦争の歴史を若い世代に伝えていきたいとしています。