大分市消防局は石油化学コンビナートなど、危険物を取り扱う事業所の防災管理体制を確認する特別査察を実施しています。
この特別査察は6月2日から全国で始まった「危険物安全週間」の一環で、大分市消防局では事業所11か所を対象に実施しています。
このうち、住友化学大分工場では、消防職員が引火性の液体を入れた貯蔵タンクに劣化がないかを点検しました。また、消防車を使った放水訓練が実施され、火災発生の対応手順を確認しました。
(大分市消防局 予防課・中村兵介さん)「地域住民に被害が及ばないように細心の注意を図ってもらって、維持や管理をしてほしい」
大分市消防局によりますと、今年に入って市内の事業所で火災が2件発生しているということです。