1700メートル級の山々が並ぶくじゅう連山の山頂付近では、ミヤマキリシマが満開を迎えています。

山肌をピンクに染めるミヤマキリシマ。くじゅう連山の中でも特に美しいとされる平治岳の4日朝の様子です。標高1643メートルの山頂付近では、群生するミヤマキリシマが可憐な花をつけ、ピンクのじゅうたんが広がっています。

(登山者)「神戸から来ました。前回来た時よりきれいに咲いているのでやっぱりもう一度来てよかった」「最高でしたね。美しいという一言です」

早朝には晴れ間が広がっていた山頂付近はあっという間に霧がかかり、また違った雰囲気に包まれました。

九州の火山性の山地に自生するツツジの一種で国の天然記念物に指定されているミヤマキリシマ。くじゅう連山の山頂付近では来週中ごろまで見ごろが続きそうです。