この1週間、大分県内で、熱中症の疑いで搬送された患者の数は、前の週から3人増えて20人で、その8割以上が高齢者となっています。
県のまとめによりますと、5月27日から6月2日までの1週間、県内で、熱中症の疑いで病院に運ばれたのは20人で前の週から3人増えました。
そのうち、9人が病院での治療が必要な中等症、11人が軽症と診断されています。年齢別では、高齢者が全体の8割を超える17人で、7歳から17歳までが2人、18歳から64歳までが1人となっています。
また、発生場所では、20人中10人が住居となっています。県は家の中でも熱中症になる可能性があるとして、冷房の使用や、こまめな水分補給などを呼びかけています。