大分県豊後大野市の県農林水産研究指導センターで、灯油が地中に漏れ出していた問題で、現場では応急措置として、3日から灯油を含んだ土壌の除去作業が始まりました。
5月29日、豊後大野市にある県農林水産研究指導センターで、地中に埋まっている配管のつなぎ目が腐食し、灯油が漏れ出していたことが判明しました。
県によりますと漏出した灯油は、939リットルに上るとみられています。応急処置として現場では3日から、漏れ出した地点の周辺で灯油を含む土壌を掘り起こして取り除く作業が始まりました。
(県農林水産研究指導センター・藤原博文農業研究部長)「大変ご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。地下で配管している継ぎ手の部分が数カ所あるので、漏出しないよう対策していきたい」
県は引き続き、地下への漏出状況や、施設外への影響を調査する方針です。