大雨や台風シーズンを前に、大分県日田市で危険が予想される地域のパトロールが行われ、関係機関が連携を確認しました。

日田市では市役所をはじめ警察や消防、自衛隊など災害に対応する11の関係機関から34人が参加して、防災パトロールが行われました。

洪水時に危険が予想される筑後川流域の重要水防区域を視察したほか、人や建物への被害が予想される、土砂災害特別警戒区域を確認しました。市内には土砂災害警戒区域が2438か所あり、うち2210か所が特別警戒区域となっています。

(日田市役所防災 危機管理課・岡部亮作さん)「出水期を迎えるにあたって、災害対策というのは、市役所だけでできるものではないので、今後の災害対応にあたって、また連携していきたいと考えている」

これから本格的な大雨や台風のシーズンを迎えることから、日田市では改めて、ハザードマップや避難ルートの確認を呼びかけています。