東南アジアへの渡航歴のある大分市内の20代の男性が、はしかに感染したことがわかりました。男性は現在自宅療養中で接触した人たちに症状はみられないということです。
大分市保健所によりますと、はしかに感染したのは大分市内の20代の男性です。男性は先月下旬、東南アジアに滞在し帰国後の31日から40度近い発熱や発疹の症状が出て、2つの医療機関を受診しました。5日、遺伝子検査をした結果、はしかの感染が判明し、現在は自宅で療養しています。
大分市保健所では、男性の接触者の健康観察をしていますが今のところ、はしかの症状が出ている人はいないということです。
全国で、はしかの患者が確認されたのは今年に入って4人目で、大分県内では2019年以来です。