ゴールデンウィークの5日までの1週間、大分県内では去年の同じ時期を大幅に上回る12人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。

県のまとめによりますと、4月29日から5月5日までの1週間、県内では12人が熱中症の疑いで病院に運ばれました。搬送者は去年の同じ時期の5人と比べて、大幅に増えていて、このうち、4人が病院での治療が必要な中等症と診断されています。

日田市で最高気温30度を観測し、県内で今年初めての真夏日となるなど、気温が上昇した5月4日には、最多の6人が搬送されています。

年齢別では、7歳から17歳が2人、18歳から64歳が5人、高齢者が5人となっていて、県はこれから夏にかけて熱中症が増加するとして、こまめな水分補給など十分な対策を呼びかけています。