特殊詐欺の被害防止を呼びかける街頭活動が19日午前、大分市で行われました。
この取り組みは、NTT西日本大分支店と県警が合同で行ったものです。19日は社員ら12人が大分市中心部でチラシを配って特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
去年県内で発生した特殊詐欺被害3億1000万円のうち、固定電話に連絡がきたケースは2億円以上にのぼります。県警は相手の電話番号が表示される「ナンバーディスプレイ」を活用し、知らない番号には出ないなど落ち着いて対応してほしいとしています。

(NTT西日本大分支店事業推進室・山本貴之室長)「電話がかかってきたときにどういった対策をしているかが重要になる。NTTとして色々なサービスやできることがあると思うのでお伝えして1件でも多く被害を減らせるようにと思っている」
県警によりますと、今年に入って18日までに県内では32件の特殊詐欺が発生し、被害総額は6000万円を超えています。