労働団体でつくる「連合」は1日、長崎市内で九州各地の組合員による集会を開き、春闘開始を宣言しました。

長崎市で開かれた集会には九州各県の『連合』からおよそ50人が参加。

賃上げ率が平均で3.58%と、30年ぶりの高水準となった去年を更に上回る賃上げを求めることを確認し、春闘開始を宣言しました。

連合九州ブロック連絡会 藤田桂三 代表幹事:
「安定的な物価・物価を上回る賃上げ、そのことによって改めて経済を再生させていく。社会経済のステージ転換を図る正念場の取り組み」

物価高騰による実質賃金のマイナスが続く中、中小企業などにも賃上げが広がるかが注目されることしの春闘。

連合九州ブロックでは賃上げの機運醸成のため、これから1か月かけて九州各地をまわるキャラバンをスタートさせました。