2023年10月から12月にかけての長崎県内の中小企業の景況判断は、原材料価格の高騰などが影響し、全業種で悪化しました。
長崎県商工会連合会が、長崎県内180の中小企業を対象に行った調査によりますと、2023年10月から12月にかけての景況は、7月~9月の前期に比べて、建設業で28.6ポイント、製造業で19.9ポイント、サービス業で14.5ポイント、小売業で4.2ポイントそれぞれ悪化し、全業種で悪化しました。
円安による原材料価格の高騰などが影響したと見られます。
来期の見通しについては、一定の人材確保が期待できる建設業で21.5ポイント改善。サービス業でも13.1ポイントの改善を見込んでいますが、製造業と小売業は、ひきつづき原材料価格の高騰などのあおりを受け「悪化」するとみています。