長崎市役所内のレストランで、19日、旬の長崎伝統野菜を使ったちゃんぽんが提供されました。


長崎雑煮に必ず入る唐人菜や、節分料理に使う紅大根など伝統野菜入りのちゃんぽんです。

地元食材の認知度向上と消費拡大をめざし、長崎市が定めている毎月19日の『食卓の日』に合わせ、市役所食堂の限定メニューとして登場しました。

唐人菜と紅大根、そして、明治時代にちゃんぽんが考案された当時、具材として使われた辻田白菜入りで、150食限定。
食感が良く、甘みと苦みが混じった滋味深さが新鮮です。

記者:「食べたことありました?」
食べた人:
「いや、ないです、初めてですね。これはこれで美味しいです」

「彩りも良くって、甘みがあって、食感もなんかシャクッとして美味しかったです」

長崎市水産農林部 水産農林政策課 食の推進係 城野剛輔 技師:
「原種にすごく近い状態の野菜なので、ある“野菜本来の美味しさ”がそのまま残った品目の野菜になります。食べる時に感じ取って頂ければと思います」

長崎伝統野菜は、量は少ないものの、青果店やスーパーなどに並ぶこともあり、市では「見かけたらぜひ食べてほしい」としています。