能登半島地震の被災地で安否不明者の捜索などにあたった長崎県警察広域緊急援助隊の隊員が、18日朝、長崎市に戻り、活動を報告をしました。

被災地での活動を終え、18日、長崎に戻ったのは、長崎県警察広域緊急援助隊の隊員およそ30人です。

隊員は、9日に長崎を発ち、11日から6日間、石川県珠洲市と輪島市の土砂崩れや津波被災現場で安否不明者の捜索にあたりました。

長崎県警察広域緊急援助隊 平野 孔嗣 小隊長:「想像を絶する土砂の量と、建物の倒壊状況、非常に甚大な被害が出ているなという感じでした。(被災者に)笑顔で接していただいて、それに非常に頭が下がる思いでした」

長崎県警察広域緊急援助隊 伊賀 輝希 隊長:「しんどい思いが十分理解できましたし、警察としてできることがあれば、全力でサポートしていきたいと思っております」

石川県によりますと、安否不明者数は、17日午後2時時点で、輪島市で17人、珠洲市で4人となっています。