観光関係者およそ200人が集まって16日、新春賀詞交換会が開かれました。
マリオットホテル開業による『富裕層のインバウンド客増加』などに大きな期待を寄せる声が聞かれました。

国によりますと、2023年1月から10月までの県内の宿泊者数は、新型コロナ前の2019年の同じ時期と比べておよそ21万人増加しています。

福田屋 福田努 代表取締役:
「長崎が富裕層を受け入れるってところで、雲仙も新しい宿が高単価な宿が生まれ変わってますし、各旅館がグレードアップしてます。(マリオットの)次の日の宿に雲仙に泊まっていただける、県内2泊3泊っていう流れの中で、これからに期待していきたいという風に思っています」

小浜食糧 金澤昌江 代表取締役:
「できる限り地元の食材を使ったものを盛り込めたらかなと思っていますので、また何かできればなと思っています」

阪急交通社九州営業本部 彌中博昭 長崎支店長:
「前は数で集めないと収益が上がらなかった部分があるんですけど、今は量よりも質にだいぶ移ってきましたので、これから質を変えていきたいという風に思っています」

県観光連盟の嶋崎会長は、マリオット開業で世界中に長崎の魅力を発信するチャンスが生まれたと話します。

県観光連盟 嶋崎真英 会長:
「全世界にとんでもない数の会員がいらっしゃるわけですよね。その方たちに長崎の良さ・存在をしっかりと訴求できるわけですから。改めて長崎の良さ、自然景観であったり、歴史文化であったり食であったり、磨きあげる前に深掘りをしなきゃいけないと思います」

県観光連盟では各市町の観光協会が連携し「攻めのプロモーション」を展開することで、インバウンド客の取り込みをはかりたいということです。