今月10日、対馬市で1年の豊漁や航海安全を願う十日恵比須が行われました。
対馬市の美津島町高浜地区はぶり漁が盛んです。

「十日恵比須」は1年の豊漁を願いぶりなどを海に放ちます。

「えびすさーん」「えびすさーん」

去年は燃料費の高騰に加え福島第一原発の処理水海洋放出を受け中国への輸出が停止するなど、厳しい状況が続きました。

祈願祭には漁業組合やコロナ禍で参加できていなかった各地の市場関係者らおよそ100人が参加しました。

美津島町高浜漁業協同組合植木忠勝組合長は「組合の気持ちを引き締めて後継者作り、新しい漁村作りそんな意味でみんながまとまって安定した漁業経営ができるようになれば」と話していました。

参加者は漁業環境の改善や海上の安全と大漁を恵比須様に祈願しました。