長崎県長与町に住む男性(70代)がパソコンに侵入したハッカーを追い出す名目で155万円分の電子マネー利用権をだまし取られました。

警察はニセ電話詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは長崎県長与町の男性(70代)です。

警察によりますと今月9日男性の自宅のパソコン画面に「違法なサイトにリンクされました」などのメッセージが表示されました。

男性が問い合わせ番号に電話をかけるとパソコン修理業者の「メイト」と名乗る男から片言の日本語で「あなたのパソコンにハッカーが侵入している」「ハッカーを追い出す作業にプリペイドカードが必要」などと嘘を言われました。

これを信じた男性は13回にわたって合計155万円分の電子マネーを購入。コード番号を男に伝え、利用権をだまし取られたということです。

警察はニセ電話詐欺事件として捜査するとともに、「パソコンの問題解決のためにギフトカードで支払えば解決できる」は“すべて詐欺”であると注意を呼びかけています。