若者の献血への関心を高め、輸血用血液の確保につなげるための「はたちの献血キャンペーン」の一環で、10日、長崎大学で献血への協力が呼びかけられました。

「はたちの献血キャンペーン」は風邪やインフルエンザの流行で献血する人が減る冬に安定した量の血液を確保しようと日本赤十字社が毎年この時期に行っていて、10日は長崎大学で献血が呼びかけられました。

長崎県赤十字血液センターによりますと、コロナ禍の時期と比べ献血の量は増加傾向にあるものの、十分な量には足りていないということです。

長崎大学2年生 保坂鈴乃さん:
「自分の血液1つで、助かる人とかいるなら少しでも社会に貢献できるんじゃないかなと思って」

長崎県赤十字血液センター 献血推進課 藤本大樹 主事:
「こういったイベントを通しまして献血に興味をもっていただいて、一人でも多くの方に献血していただけたらと思っています」

長崎県赤十字血液センターは来月末まで、県内の大学をバスで回り、より多くの協力を呼びかけることにしています。