長崎県五島市玉之浦町大宝地区の海岸で、新春の伝統行事「磯の綱引き」が7日、行われました。

五島市玉之浦町「大宝寺」から運び出されたのは、直径40センチ、長さ40メートルの大綱です。

大宝寺・初祈祷の行事「磯の綱引き」。数百年の伝統があると伝えられています。

綱引きは男女対抗で行われ7番勝負!男性が勝てばその年は豊作、女性が勝てば豊漁です。



去年勝利した「女性チーム」が王手をかけると、男性も追い上げ、勝負は最後7戦目までもつれました。

結果、女性チームが勝利!


参加した女性は「豊漁で、魚がいっぱい穫れると思います」と話していました。

大宝地区の老若男女およそ100人、みんなで汗を流し一年の平穏を願いました。