9月23日に開業を控える「西九州新幹線」の車両管理室が20日、長崎県大村市に設置され、訓練運転も始まりました。

大村市竹松町の「大村車両基地」内に設置された「大村車両管理室」
西九州新幹線の車両の保守や点検を担います。

20日行われた発足式でJR九州の古宮社長は「安全運行に欠かせない一番大事な基地だ」と述べました。

JR九州 古宮 洋二社長:
「別名”かもめの巣”ではないかなという風に思います。かもめが昼間、一生懸命活動して、夜ここに帰ってくる。羽を休める。そして傷んだ羽を修復する。それがこの場所ではないかなと」

またJR九州は新幹線の安全運行に向けて、長崎―武雄温泉間で乗務員の訓練運転を20日から始めるなど、およそ3か月後に迫った開業の準備が急ピッチで進んでいます。