環境プラントメーカーの兵庫県「神鋼環境ソリューション」がDX推進拠点を長崎市に新設することになりました。

神鋼環境ソリューションは神戸製鋼所のグループ企業で、国内シェアトップクラスを誇る下水処理プラントのほか医薬品や水素事業など幅広い事業を展開しています。

今回、IT関連の人材確保と産学連携への期待から長崎市への進出を決め、8月17日に長崎県・長崎市と「デジタルイノベーションLab長崎」の立地協定を結びました。長崎を拠点にIT戦略や企画の立案データ分析による課題提起を進める方針で、今後5年間で16人の県内雇用を予定しています。神鋼環境ソリューションの佐藤幹雄社長は「IT人材に力を入れている長崎市で開発の成果を生み出し商品に活かし、日本全国に広めていきたい」と話していました。

新事業所はことし9月に開設、来年8月事業開始の予定です。