15日夜、長崎県内ではお盆の伝統行事精霊流しが行われ、長崎市内も爆竹と鉦の音に包まれました。
「どーい、どい」

初盆を迎えた家が故人の御霊を精霊船に乗せ、西方浄土へと送り出す「精霊流し」
新型コロナが5類に移行して初めてとなる今年は、県内全体で2メートルを超す精霊船は717隻と、去年より39隻増えました。

長崎市在住の見物客
「故人の方たちの思い入れの船が多いなと思って見てます」
神奈川から来た観光客
「精霊流し初めて見ました。亡くなった方達が盛大に送ってもらえてすごく素晴らしいことだと思う」
精霊船を流した遺族
「(コロナ禍で)親戚一同集まる機会が無かったのでほんとうに良い機会でおばあちゃんに感謝の気持ちでいっぱいです」

遺族らは故人との別れを惜しみながらも賑やかに船を送り出していました。
