長崎県内では8日から9日にかけて大雨警報を発表する可能性が高まっているとして、長崎地方気象台は、『大雨に関する長崎県気象情報(6日11時13分)』『早期注意情報(同 午前11時50分)』を出し、注意を呼びかけています。

長崎地方気象台では「8日からの大雨に強い危機感を持っている」としています。

7日から10日頃にかけては梅雨前線の活動が活発となるため、大雨となるおそれがあります。
特に8日から9日は非常に激しい雨が降る所があり、大雨警報を発表する可能性が高いでしょう。
8日から10日かけての雨で、平年の7月ひと月分に相当する降水量になる可能性もあります。

10日にかけて雨が断続的に降り続くため、土砂災害の危険度が高くなる見込みです。

雨の予想

7日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…30ミリ
北部…30ミリ
壱岐・対馬…20ミリ
五島…10ミリ

7日12時から8日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…100から200ミリ
北部…100から200ミリ
壱岐・対馬…100から200ミリ
五島…100から150ミリ

その後、8日12時から9日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部…200から300ミリ
北部…200から300ミリ
壱岐・対馬…200から300ミリ
五島…200から300ミリ

防災事項

土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や突風に注意してください。

早期注意情報(警報級 発表の可能性)

 大雨:8日[高]全域
    9日[高]全域
   10日[中]全域

〔早期注意情報〕とは…
気象台は「早期注意情報」で、警報級の現象発生の可能性を“高”と“中”の2段階で発表しています。
警報級の現象は、ひとたび発生すると命に危険が及ぶなど社会的影響が大きいため、可能性が高いことを表す “高”だけでなく、可能性が高くはないが一定程度認められることを表す “中”も発表しています。