佐世保に本部を置く陸上自衛隊の水陸機動団が宇久島で行っている海上自衛隊との合同訓練を公開しました。

(記者レポート)
「五島列島の北、宇久島の海岸です。海上自衛隊の輸送艦から陸上自衛隊の水陸両用車が発進しています」

訓練ではAAVと呼ばれる水陸両用車やホバークラフト型の揚陸艇を使った上陸作戦などが行われ、陸・海あわせておよそ900人の隊員が参加しています。
中国が海洋進出を強める中、自衛隊では部隊の統合運用が重視されていて、水陸機動団と海上自衛隊の連携を深める合同訓練が宇久島で公開されるのは初めてです。
(水陸機動団・永翁治彦広報班長)
「あくまでも地元の方の理解を得られて訓練ができるっていうところがあるので、ここ宇久島を使って地元長崎・佐世保の関係者に報道公開を実施しました」

今回の訓練は今月26日までで、宇久島での合同訓練は今年度あわせて6回行われる予定です。