ロシアによるウクライナ侵攻が始まって24日で1年です。核戦力の増強を表明したプーチン大統領に対し、長崎の被爆者からは反発の声があがっています。

ロシアの「祖国防衛の日」にあたる23日、プーチン大統領はビデオメッセージでロシア軍が保有する陸・海・空の核戦力を強化していくと表明しました。

ロシア プーチン大統領「核戦力の3本柱を増強する」



ウクライナ侵攻から1年となる24日、長崎市の平和公園で反戦の集会を開いた被爆者らは再び核兵器が使われるおそれがあるとしてロシアの発言に反発しています。

県平和運動センター被爆連 川野浩一議長「核兵器を使うぞという宣言だと思う何としても止めなければならない」

長崎原爆遺族会 本田魂会長「今の状況だと(ロシアは)核を使うかもしれない。この戦争を1日も早く終わらせないと」



集会で被爆者らは、核兵器が使われることの残酷さを伝えて戦争を止めようなどと訴えました。