鹿児島県などで越冬し北へ帰る途中のナベヅルおよそ400羽が、羽根を休めるため五島列島の久賀島に飛来しました。

五島市久賀島に飛来したのはナベヅルおよそ400羽。稲刈りあとの水田に降り立ちました。


鹿児島県の出水平野で越冬したナベヅルの一部が、北のシベリア方面へ帰る途中に立ち寄ったとみられます。

久賀島は人口270人(2023年1月末)。住民らは、島がナベヅルの越冬地になるよう活動していますが、これだけの数が飛来したのは初めてだということです。

ナベヅルの北帰行。およそ400羽のナベヅルは翌朝、数千キロ先の大陸を目指し飛び立っていったということです。