東日本大震災から間もなく12年となるのを前に長崎市立図書館で被災地の今を伝える写真展が開かれています。当時のまま時間が止まった場所。

1万8000人余りが死者・行方不明者となった東日本大震災で、長崎から被災地の人々を励まそうと活動を続ける団体が主催した写真展です。

今回の写真は放射線量が非常に高く避難が求められる「帰還困難区域」で撮影され、福島の今を伝えています。29秒福島と長崎をむすぶ会阪口博子さん「確かに復興は表向きは進んでいるようには見えるけれども、中に住んでいる方たちの生活は戻ってきていないというのを感じました。ぜひ目に触れて福島の方たちの今を知っていただきたい」

写真展はきょう午後7時まで長崎市立図書館で開かれています。