鮮魚店や割烹などを手掛ける長崎市の『田中食品』が長崎地裁に破産申請し『破産開始決定』を受けたことがわかりました。

東京商工リサーチによりますと、田中食品（1972年設立・本社 長崎市）は長崎市近郊で鮮魚の小売店のほか、割烹や回転すし店など8店舗を展開し、2008年9月期は25億6,355万円を売り上げていました。

しかし2009年9月以降は、個人消費の低迷や大手すしチェーン店の参入による競合激化などで閉店が相次ぎ、2020年9月期以降、3期連続で赤字が続いていました。

昨年9月には売上高が6億2,000万円まで減少。
その時点でおよそ10億7,000万円の負債があったということです。