国宝や重要文化財の精細な複製品を展示する企画展が、3日から長崎歴史文化博物館で始まるのを前に、2日、関係者向けの内覧会が開かれました。
教科書でも見るような日本美術の名作を、間近でじっくり鑑賞できるのが特徴です。
国宝「風神雷神図屏風」など23作品
3日から始まる企画展は、文化財未来継承プロジェクト「綴(つづり)」です。


会場には、国宝の「風神雷神図屏風」や重要文化財の「南蛮屏風」など、日本美術の傑作の複製品23作品が展示されています。

本物の国宝はガラス越しや離れた場所からしか見ることができない作品もありますが、今回は複製品だからこそ、作品の細部を近くで見ることができます。
撮影から金箔まで本物を忠実に再現

「綴」プロジェクトは、カメラなどを手がけるキヤノンと京都文化協会が共同で取り組んでいます。

作品をカメラで撮影したあと、色彩を整えて大判プリンターで和紙などに印刷します。

さらに、京都の職人が実際に金箔を貼り、本物の質感を忠実に再現しています。
金箔は、文化財が制作された時期や産地を検証したうえで、使うものを選んでいます。

また、印刷する和紙についても、印刷しやすいよう独自に研究開発されていて、経年変化による微妙な風合いも再現しています。
「ぜひご自身と一緒に写真を」

キヤノンの小森綾子副所長は、「教科書でも見るような国宝もたくさん展示されておりまして、またそれを一緒に写真に撮っていただくのも自由ですので、ぜひご自身と自撮りですとか、SNSの掲載などお楽しみいただければと思います」と話しています。

企画展「綴」は、3日から11月8日まで、長崎歴史文化博物館で開かれます。








