長崎市は、物価高騰対策などとして来年度、バスや路面電車を無料で利用できる事業を計画していることを明らかにしました。

これは23日の会見で田上長崎市長が明らかにしたものです。
長崎市は『公共交通機関の利用促進事業費』として2億7,500万円あまりを今月の臨時議会に提案し、市内を運行する全てのバスと路面電車の運賃を、来年度中に8日間無料にする経費を補助するほか、日中だけ利用できる定期券を3か月間、通常の半額で販売。
市民生活の負担軽減につなげたいとしています。

田上長崎市長:
「通勤時間帯だけにお客様が集中するのではなく、昼間に使うという生活様式・行動パターンを広めていく契機になればと」

長崎市議会臨時会は今月26日に召集され、合わせておよそ9億2700万円あまりの一般会計補正予算案が計上されます。