長崎のお盆の伝統行事「精霊流し」が15日夜、県内各地で行われました。
「ドーイドイ」爆竹と鉦の音響く長崎の街

初盆を迎えた家などが、故人への思いを込めた精霊船を西方(さいほう)浄土へ送り出す精霊流し。


長崎市の中心部には、日が傾くにつれて大小さまざまな精霊船が集まり、あたりには爆竹がはじける音と、「ドーイドイ」の声とともに船を先導する鉦の音が響きました。

ことしは天候にも恵まれ、沿道には多くの見物客が詰めかけました。

諫早市から訪れた見物客は、「見たことなかったので、初めて見てみたいなと思って来た。音がここまですごいと思わなかった。お祭りみたいで不思議な感じです」と話していました。
「親父が大好きだったように派手に」
また、生前はタクシー運転手で、明るい性格だったという父親の精霊船を送った山崎 誠さんは、故人への思いを込めて船を送り出しました。

山崎さんは「きょうは派手に、親父が大好きだったお祭りのように思いっきり流します。笑って、ありがとうって言ってくれていると思います」と、父親への思いを語りました。
故人をしのぶ長崎のお盆

在りし日の故人を偲び、にぎやかに送り出す精霊流し。爆竹と鉦の音が鳴り響く騒々しさのなかに、どこかもの悲しさが漂う、長崎のお盆の風景です。








