長与町図書館は来月末から休館となります。図書館へのこれまでの感謝の気持ちを「絵」で表現しようと、長崎北陽台高校美術部の生徒たちが、館内の壁や階段に「ウォールアート」を制作しています。

来年春の移転を前に、建物の老朽化などを理由に来月28日から休館する長与町図書館では、「図書館まつり」を盛り上げようと、町の教育委員会から依頼を受けた長崎北陽台高校の美術部員12人が制作に取り組んでいます。

壁一面にはカラフルな動物たちが描かれ、生徒たちは「見た人が温かい気持ちになれるような作品をテーマにした」と話しています。

ウォールアートは全部で15作品制作される予定で、童話の登場人物や絵本の世界観などをテーマに、それぞれが館内の壁や廊下を色鮮やかに彩っています。

太宰治の「走れメロス」を題材にした作品を描く1年生は、「躍動感のある勢いのある絵を描きたかった」と話しています。

また、「竹取物語」をテーマにした2年生は「本が好きで、図書館にはずっと通っていた。図書館への感謝の気持ちを込めて描いた」と話しています。

長与町教育委員会の松本浩平主査は「最後だからこそできることをしたいと考え、壁に直接絵を描くウォールアートを企画した」と話しています。

来月12日から始まる「図書館まつり」では、高校生たちのウォールアートの展示のほか、来場者が図書館での思い出を壁や床に描く「思い出ペイント」も予定されています。

なお、ウォールアートの制作の様子は、長与町図書館の公式インスタグラムで随時紹介されるということです。