先月、行方不明になっていた高齢の男性を保護し、人命救助に貢献したとして、長崎市の会社員に21日、警察から感謝状が贈られました。
大雨の中、山道を歩く高齢男性を発見

感謝状が贈られたのは、長崎市に住む会社員の佐藤真さん(41)です。
佐藤さんは先月24日午後3時ごろ、自宅からおよそ6キロ離れた長崎市内の山中で、大雨の中、傘を差して一人で歩く70代の男性を見つけました。
周囲には住宅がほとんどない場所だったことから、不審に思い車を止め、「家まで送りましょうか?」と男性に声をかけました。
あいまいな受け答えを繰り返す
男性からはあいまいな返事しか返ってきませんでしたが、佐藤さんは心配になり、男性を車に乗せて自宅まで送り届けようとしました。
しかし、自宅の場所を尋ねると、男性は行き先としてさまざまな場所を答えたため、佐藤さんはとっさの判断で警察署へ向かい、男性を保護しました。

佐藤さんは当時を振り返り、「足取りがちょっと重たくて、おじいさんの様子が少しおかしいなと思って声をかけました。心配だったので、とりあえず家まで届けようという気持ちでした」と話しました。
行方不明届から約1時間で無事保護

警察によりますと、男性の家族から行方不明届が出されたのは同日午後2時ごろで、佐藤さんが男性を発見したのはそのおよそ1時間後でした。
迅速な対応により、男性は無事に保護されました。
警察は、異変に気付き、適切な対応で人命救助につなげたとして、佐藤さんに感謝状を贈りました。








